記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)
Blenderにて、オブジェクトを
- 表示
- 非表示
する方法についてメモ。
非表示にする方法
基本的に、どのショートカットキーも
- 編集モード
- オブジェクトモード
の2つの作業モードで使用できるショートカットです。(これ以外のモードでは使用できません)
【Blender】オブジェクトモードと編集モード違い
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Hキー(選択中を非表示)
Hキーを押すと、選択中のオブジェクト・ポリゴンを非表示に出来ます。
▲「オブジェクトモード」 | ▲「編集モード」 |
Shift+Hキー(選択中以外を非表示)
Shift+Hキーを押すと、選択中以外のオブジェクト・ポリゴンを非表示に出来ます。
▲「オブジェクトモード」 | ▲「編集モード」 |
/キー(選択中以外を非表示+ズーム)
/キーを押すと
- 選択対象のオブジェクト以外を非表示にして、
- 選択対象のオブジェクトを画面いっぱいにズームインする
という2つの効果があります。
▲「オブジェクトモード」 ※このキーを押すと、左上に(ローカル)と表示されます |
※元に戻したい時はもう一度/キーを押します
※「編集モード」でも使用できますが、選択中以外の”ポリゴン”を非表示にするなどは出来ません。(選択中以外のオブジェクトが非表示になるだけです)
再表示する方法
Alt+Hキー
Hキー、Shift+Hキーで非表示にしたオブジェクトは
Alt+Hキーを押せば再表示する事ができます。
「再表示する方法」は、「非表示する方法」と違って、ショートカットは1つだけです。
非表示にしてもレンダリングされる
注意ですが、オブジェクトを非表示にして、3Dビュー上から見えなくしたとしても、レンダリング(F12)するとバッチリ表示されてしまいます。
レンダリングで非表示にしたい場合は、「レンダーレイヤー」で特定のレイヤーをレンダリングしないように設定するしかありません。
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まとめ
上述したように、Blenderでは
- 非表示にするショートカットキー
- 再表示するショートカットキー
が異なります。
なので、うっかり「非表示にするショートカットキー」を押してしまうと、「あれ?なぜか分からないけどオブジェクトが消えてしまった!!うわああああああああああ!!」みたいな状態になってしまいます。
そういう人は、Alt+Hキーを押すと幸せになれるかもしれません。
このページの情報は以上です。
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