【Blender】グリースペンシルとは?簡単な使い方

記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)

Blenderの「グリースペンシル」機能についてのメモ。

スポンサーリンク

グリースペンシルとは?

グリースペンシルとは?

グリースペンシルは、3Dビュー上に”メモ書き”できる機能です。

ペイントソフト感覚で、3Dビュー上に自由に線を描けます。

グリースペンシルの使い方

基本的に「ショートカットキー+ドラッグ」で線を描くだけです。

D+左クリックでドラッグ(線を描画)

D+左クリックでドラッグで、自由に線を描けます。

グリースペンシルとは?

Ctrl+D+左クリックでドラッグ(直線を描画)

CtrlD+左クリックでドラッグで、直線を描画できます。

Ctrl+D+左クリックでドラッグ(直線を描画)

D+右クリックでドラッグ(線を消去)

D+右クリックでドラッグで、描いた線を消去できます。

D+右クリックでドラッグ(線を消去)

2種類の追加方法がある

グリースペンシルは、2種類の追加方法があります。

  1. 任意のオブジェクトに「グリースペンシル」を付加する方法
    screenshot_205
    ▲立方体(Cube)にグリースペンシルを追加した状態
  2. 「グリースペンシル」という「データブロック」をシーン内に追加する方法
    screenshot_206

1.の方法では、例えば、「立方体にグリースペンシルを追加する」みたいな形になります。なので、立方体を削除したり、選択解除すればグリースペンシルは見えなくなります。
(そのオブジェクトに対して”メモ書き”したい時に使う)

2.の方法では、他のオブジェクトとは関係なく、「グリースペンシル」というデータブロック単体で追加する形になります。なので、他のオブジェクトを削除したり、選択解除したりしてもグリースペンシルは見えなくなったりしません。
(シーン全体に”メモ書き”したい時に使う)

任意のオブジェクトに「グリースペンシル」を付加する方法

  1. 3Dビューの「プロパティ」シェルフ(Nキーを押すと表示される奴)から、「グリースペンシル」→「オブジェクト」を選択します。
    screenshot_2081
  2. 「グリースペンシル」を追加したいオブジェクトを選択した状態で、「新規レイヤー」をクリックする
  3. 好きにグリースペンシルを描く

「グリースペンシル」という「オブジェクト」としてシーン内に追加する方法

  1. 3Dビューの「プロパティ」シェルフ(Nキーを押すと表示される奴)から、「グリースペンシル」→「シーン」を選択します。
    screenshot_2071
  2. 「新規レイヤー」をクリックする
  3. 好きにグリースペンシルを描く

「プロパティ」シェルフの設定項目

「プロパティ」シェルフ設定項目設定項目についても簡単に紹介します。

ストローク

線の「色」「不透明度」を設定できます。

フィル

書いた線に面を張る事ができます。

ボリュームストローク

線の「太さ」を設定できます。

X線

「グリースペンシルを常にオブジェクトより前に表示するか」を設定できます。

Frame:X (Unlocked)

フレームを変更しても、描画した線が消えないようにする設定です。

オニオンスキン

違うフレームに書き込んだ線を、うっすら表示させる事ができる設定です。(後述

「ツール」シェルフの描画

3Dビューの「ツール」シェルフから、「グリースペンシル」タブを開けば、グリースペンシルの描画・追記・変換・編集などが行えます。

screenshot_2101

その他補足

違うフレームに書き込める

タイムラインからフレームを変更すれば、違うフレームに描画する事も可能です。

違うフレームに書き込める

アニメーションできる(パラパラ漫画風)

異なるフレームに書き込んだグリースペンシルは、「オニオンスキン」機能を利用すれば、パラパラ漫画みたいにアニメーションさせる事も可能です。

アニメーションできる(パラパラ漫画風)

グリースペンシルをオブジェクトに変換

描画したグリースペンシルは

  • パス
  • ベジェカーブ
  • ポリゴンカーブ

のどれかに変換する事も可能です。

screenshot_209

 

このページの情報は以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました