【Blender】ブーリアンモディファイアー【オブジェクト同士の合成・足し算・引き算】

記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)

Blenderにおける「ブーリアン」モディファイアーの使い方などについてのメモ。

※「ブーリアン」=「Boolean」

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ブーリアンモディファイアーとは?

ブーリアンは

  • 他オブジェクトと重なった部分を「削除」(差分
    他オブジェクトと重なった部分を「削除」
    ▲立方体に適用して、UV球と重なっている部分を削除
  • 他オブジェクトと重なった部分を「結合」(統合

    他オブジェクトと重なった部分を「結合」
    ▲立方体に適用して、UV球と重なっている部分を結合(一体化する)
  • 他オブジェクトと重なっていない部分を「削除」(交差
    他オブジェクトと重なっていない部分を「削除」
    ▲立方体に適用して、UV球と重なっていない部分を削除

などが出来るモディファイアーです。

ブーリアンモディファイアーの使い方

例えば、以下のように「立方体」に「UV球」の2つのオブジェクトがあるとします。

screenshot_434
▲立方体の一部にUV球体が食い込んでいる状態

この時、「立方体」の方に「ブーリアン」モディファイアーを適用する事で、先述したような事ができるようになります。

「ブーリアン」モディファイアーは、以下のようにする事で追加できます。

  1. [オブジェクトモード]で立方体を選択する
  2. [プロパティ]ウィンドウ → [モディファイアー]タブ → [追加] から、「ブーリアン」を追加する
    [プロパティ]ウィンドウ → [モディファイアー]タブ → [追加] から、「ブーリアン」を追加する
  3. 「オブジェクト:」に「Sphere」(UV球)を指定する
    「オブジェクト:」に「Sphere」(UV球)を指定する

あとは「演算:」の設定をいじって「適用」を押すだけです。

ブーリアンモディファイアーの設定

演算(Operation)

メッシュ同士をどのようにして足し算・引き算するかを設定できます。

差分(Difference)

設定した「オブジェクト:」の部分を引き算します。

他オブジェクトと重なった部分を「削除」

統合(Union)

設定した「オブジェクト:」の部分を足し算(合成)します。

他オブジェクトと重なった部分を「結合」
▲ワイヤーフレーム表示にすると一体化している事が分かる

交差(Intersect)

設定した「オブジェクト:」の部分以外を引き算します。

他オブジェクトと重なっていない部分を「削除」

 

このページの情報は以上です。

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