記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)
Blenderの「メタボール」オブジェクトの使い方・設定方法などについてのメモ。
使い方
基本的な使い方は、”メタボール同士をくっ付けるだけ”です。
これだけで、引力・斥力が働いて勝手に変形されます。
設定
メタボールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウ→[データ]タブを開くと、メタボールの詳細な設定を行えます。
メタボール(解像度、設定値)
- ビュー:
- レンダー:
- この数値を下げると、レンダリング時のメタボールの解像度が上がる(最小:0.025)
- しきい値:
- 更新:
- 常時,ハーフ,表示なし,更新なしと4種類ありますが、今の時代のパソコンスペックだと「常時」以外にする必要はないみたいです(ソース)
アクティブ要素
このパネルは、[編集モード]にしないと表示されません
- タイプ:
- プリミティブ(原型オブジェクト)を変更できる
- 選択したプリミティブによって設定できるパラメータが増える
- 剛性:
- 負:
- 隠す:
- メタボールを非表示にする
(影響範囲内にあるメタボールも同様に非表示になる)
- メタボールを非表示にする
?)「剛性」と「しきい値」の違い
似たようなパラメータですが、微妙に違います。
- しきい値:
- 変形が開始する距離
- 剛性:
- 変形されやすさ
という感じです。
また、設定面でも違いがあります。
- 剛性 = メタボール毎に設定できる
- しきい値 = メタボールのグループ毎にしか設定できない
効果的にはどちらも似たような作用なので、どっちを使ってもそんなに変わらないかと思います。
メタボール → メッシュオブジェクトへの変換
メタボールで目的の形の作る事が出来たら、メッシュオブジェクトに変換する事も出来ます。
「オブジェクトモード」で、メタボールを選択した状態で[Alt+C]→ [カーブ/メタ/サーフェス/テキスト からメッシュ]を選択すると、メッシュオブジェクトに変換出来ます。
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