【Blender】スピンの使い方【回転体を作る】

記事執筆時のBlenderバージョン：2.77a（2016年当時のバージョン）

Blenderの「スピン」ツールの使い方などについてのメモ。

スピンとは？

スピンは

などが出来るツールです。

▲「平面」オブジェクトをスピンさせて、回転体を作っている様子

▲「平面」オブジェクトをスピンさせて、オブジェクトの複製（コピー）を作っている様子

[編集モード]にて、スピンさせたい頂点･辺･面を選択した状態で、Alt＋Rキーで適用できます。

また、スピンの中心位置は「3Dカーソル」で、更に「視点を正面」にして実行されます。

例えば、以下のように「左側でウィンドウ」と「右側のウィンドウ」で適用した場合は、効果が異なってくるということです。

▲左側のウィンドウで適用した場合（斜めからの視点でスピンが適用される）

▲右側のウィンドウで適用した場合（正面から見てキレイにスピンが適用される）

スピンを適用した直後だと、[ツール]シェルフの下からスピンの設定が行えます。

※もしくは3Dビュー上でF6キーを押すことでも設定画面が開けます

分割数を設定できます。大きくすればするほど細かくなります。

チェックを入れると、単に複製するようになります。（回転体じゃなくなる）

▲「複製」OFF（回転体）

▲「複製」ON（単にオブジェクトの複製）

スピンさせる角度を設定できます。

▲0°→360°

スピンの中心を設定できます。（デフォルトでは、最初に3Dカーソルを置いていた場所の座標位置が設定されています）

▲X軸座標の中心をプラス方向へ変更した様子

スピンの方向軸を設定できます。（デフォルトでは、最初にスピンを実行した時の視点方向が設定されています）

▲X軸の方向をプラス→マイナスへ変更した様子

360°スピンさせると、「元のオブジェクト」と「スピンさせたオブジェクト」の頂点が重なってしまいます。

そういう時、[ツール]シェルフ→[ツール]タブ→[重複頂点の削除]を実行してやることで、重なっている頂点を削除する事ができます。（[編集モード]で重複している箇所を選択する必要があります）

頂点が重なっている場合は、レンダリングした際、キレイに表示されなくなってしまうので注意が必要です

▼スムーズで表示すると特に重複部分が目立ちます▼

▲頂点が重複	▲重複した頂点を削除

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