記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)
Blenderの「原点の操作」機能についてのメモ。
「原点の操作」機能とは?
簡単に言うと「オブジェクトの原点のみを操作できるようになる機能」です。
どんな時に使う??
例えば、(通常は)Rキーで「回転」をしようとすると、原点だけではなく、オブジェクト本体も回転します。
ですが、「原点の操作」機能をONにすると、オブジェクト本体は回転せずに、原点のみが回転するようになります。
▲「原点の操作」OFF(回転) | ▲「原点の操作」ON(回転) |
つまり
- 原点位置だけを動かしたい!
- オブジェクト自体を「回転」「拡大縮小」はしたくない!
という時に使う機能という事です。
▲「原点の操作」ON(拡大縮小) (このように↑にオブジェクト本体の大きさは変えずに、原点位置だけを拡大・縮小できたりする) |
切り替え方法
3Dビューヘッダにある、このボタン()からON・OFFをトグル出来ます。
もしくは、3Dビュー上でAlt+,(カンマ)キーでも切り替えれます。
補足
Blender初心者にありがちみたいですが、うっかりこの機能をONにしてしまったせいで、
- 「拡大縮小ができない!」
- 「回転ができない!」
- 「でも移動だけはできる??!」
- ・・etc
という状況に陥る(おちいる)人が多いみたいです。
もし同じような状況になっていて困っている人は、この機能を確認してみてください。
このページの情報は以上です。
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