【Blender】ナイフ･ナイフ投影の使い方【メッシュに切り込み】

Blenderの

• 「ナイフ」
• 「ナイフ投影」

ツールの使い方などについてメモ。

ナイフとは？

▲立方体メッシュにナイフを適用した様子

ナイフは、「メッシュに切り込みを入れる事ができるツール」です。

使い方

以下、使い方の手順です。

1. [編集モード]に切り替える
2. Kキーを押す（ナイフ実行）
   • Kキーの代わりに、Shift＋Kキーを押すと、選択中のポリゴンのみを切り込みの対象とする事ができます。
     
3. 切り込みを入れたい箇所までマウスを移動して[左クリック]する（切り込む）
   • この時、Ctrlキーを押しっぱなしにすると、辺の中央をスナップして選択する事ができる
     
   • この時、Shiftキーを押しっぱなしにすると、スナップしなくなる
     
   • この時、Cキーを押すと、カット方向をビュー上の45度ずつに制限できる
     
   • [左クリック]した後、その地点で切り込むを完結させて別の場所から切り込みを再開したい場合はEキーを押す
     
     ▲別の場所から切り込みを再開できる
4. 切り込みが終わったら、Enterキー or Spaceキーを押す
   • 全ての切り込みをキャンセルしたいなら[右クリック]を押す

使用方法としては以上です。

ナイフ投影とは？

ナイフ投影は、「別オブジェクトの形状を使って、オブジェクトに切り込みを入れる事ができるツール」です。

例えば、以下のように、

• 「Blender」と書かれた[テキスト]オブジェクト
• 横に引き伸ばした[立方体]オブジェクト

の2つのオブジェクトがあった時、

横に引き伸ばした[立方体]オブジェクトに「ナイフ投影」を使用すると、以下のように[テキスト]オブジェクトの形で切り込みを入れる事ができます。

この「ナイフ投影」ツールは以下のようにして使用します。

1. [オブジェクトモード]に切り替える
2. [テキスト]オブジェクト → 横に引き伸ばした[立方体]オブジェクト と選択する
   
3. [編集モード]に切り替える
4. [テキスト]オブジェクトが横に引き伸ばした[立方体]オブジェクトと重なるように視点を動かす
   
5. [ツール]シェルフから「ナイフ投影」を実行する
   

使用方法としては以上です。

「ナイフ投影」を実行直後に、[ツール]シェルフの下からにある「透過カット」にチェックを入れれば、貫通して切り込みが入るようにも出来ます。

▲「透過カット」OFF （表面にだけ切り込みが入る）	▲「透過カット」ON （立方体の後ろ側にも切り込みが入る）

このページの情報は以上です。