この記事は「Blenderって何?どんな事ができるの?」という初心者向けに、Blenderを紹介する記事です。
Blenderとは?
Blenderは、フリーでオープンソースな総合3DCGソフトです。
その名の通り、”3DなCG”を作れるソフトです。
具体的にどんなのが作れる??
この動画↓を見てもらうと「こんな感じのことが出来るのか!」と理解できると思います。
この映像は全てBlenderだけで作られています。
途中で実写な人間も映ってたりもしますが、それも全部Blenderで作られています。
というわけで、3Dなものなら何でも作れると思って良いです。
他にも以下サイトのギャラリー集も見てみると良いかもしれません。
- blender.org – Art Gallery(静止画のサンプル)
- blender.org – Movies(動画のサンプル)
特徴は??
以下、特徴を列挙します。
- オープンソース(完全無料)
- 日本語対応
- マルチプラットフォーム対応(Windows/Linux/Mac)
- 超高機能
- アップグレードが頻繁に行われている(開発が活発)
- 将来性がある
「なぜこんな神ソフトが無料なのか!!」と開発者に金銭を投げつけたくなるレベルで神ソフトです。
特に最近では、おおくの超一流企業がBlenderに将来性を見出して寄付をしています↓。
- 2019年07月:Epic Gamesが1億3000万円をオープンソースソフト「Blender」に寄付 – GIGAZINE
- 2019年07月:アニメスタジオのカラー、オープンソースの3DCG制作ソフトBlenderに資金提供
- 2019年10月:NVIDIA が Blender 開発基金に参加 | | CGinterest
- 2019年10月:AMDがBlender開発基金に参加 | | CGinterest
- 2020年07月:Microsoftが「Blender」の開発基金に参加 – 窓の杜
- 2020年11月:Facebookは、Patronメンバーとして基金への参加を表明した。
もはや、3DCGソフト界のデファクトスタンダード的なポジションになりつつあると言っても過言ではないかもしれません。
出来ること
以下、ザックリ出来ることの一覧です。
- モデリング
- 形を作れる
- テクスチャマッピング
- 作ったものに画像とか貼っつけれる
- ライティング
- 光で陰影を付けれる
- アニメーション
- 動きを付けれる
- モーショントラッキング
- 動きを解析して動きに合わせた編集とかできる
- シミレーション(物理演算)
- 重力・風・煙・磁力・流体などを物理演算してリアルな描写とかできる
- ノード編集(マテリアル、コンポジット)
- Adobe After Effectsみたいな事ができる
- スクリプト編集(Python)
- 細かい描写をスクリプトで書ける
- 動画編集
- 動画編集できる
- レンダリング(エンコード)
- 動画・画像として書き出せる
- ・・etc
- 他にも色々な事ができる
3DCGソフトなのに、動画編集まで出来てしまうという神っぷりです。
欠点
欠点を挙げるとするなら、
機能多すぎ。
覚える事多すぎ。
という点に尽きます。
操作・UIがかなり独特ですし、ショートカットもある程度覚えないと、まともに扱えません。
ただ、それさえクリアできれば「なんだただの神ソフトか」状態になります。
かなり勉強が必要
Blenderは、プロ向けの動画編集ソフトよりも更に扱うのが難しいソフトです。
なので、「ある程度使いこなせれば良いよ~」という軽い考えの人でも、かなり勉強しないと使いこなせません。
直感で使いこなすのは100%ムリ。絶対に勉強は必要。
という事です。
勉強するのが苦痛な人からしたら、「いやだなぁ・・」なソフトかもしれませんが、そもそも高機能なソフトほど扱うのは難しくなるのは当然なので仕方ないです。
まとめ
・Blenderは、超高度な3DCGソフト
・使いこなせれば、ほぼ何でも作れるし将来性もあるソフトだけど、使いこなすのはかなり難しい
・だから頑張って勉強しよう
このページは以上です。
コメント
次のステップへ ->
や
ダウンロードとインストール ->
のように、次のページへ行くハイパーリンクを作って欲しいです。
わかり易い 素晴らしいサイトの公開に 感謝です
ありがとうございます。他にも サイトを作ってる方の自分のやり方を教えてくれるサイトでも 勉強していますが最初と 最後にここで勉強すると 最強です。
凄い 教科書です。ありがとうございます