記事執筆時のBlenderバージョン:2.91.0(2020年のバージョン)
Blenderの「モディファイアー」機能についてメモ。
モディファイアーとは?
Blenderのモディファイアー機能は、非破壊の編集ができる機能です。
要するに「すぐに元に戻すことができる編集ができる」機能です。
モディファイアーを適用したいメッシュを選択した状態で(どれを選択しているかは右上の[アウトライナー]ウィンドウで確認できます)
[プロパティ]ウィンドウ → [モディファイア] から追加できます↓。
変形ツールとの違い
変形ツールとは、例えば「二等分」「球体化」ツールなどのことですが
モディファイアーとは一体何が違うのでしょうか?
▲二等分 | ▲球体化 |
分かりやすいように例を出して説明します。
例えば、粘土がここにあるとします。
この粘土を加工する場合、「変形ツール」で加工するのと「モディファイアー」で加工するのとでは、以下のように違います。
- 「変形ツール」で加工する場合:
→粘土をビシビシ切ったり、引きちぎったりして、希望の形を作り上げていく
(一度加工すると元に戻せない)
- 「モディファイアー」で加工する場合:
→粘土に「モディファイアー」という名の”魔法”をかける。すると希望の形に変形させたりできる
(モディファイアーをOFFにすると元に戻せる)
厳密にいうと、変形ツールで加工した場合でも、直近の加工はCtrl+Zキーで元に戻せますし
「モディファイアー」で加工した場合でも元に戻せない場合もある(例えばブーリアンなど)のですが、ザックリそのような理解でOKだと思います。
このページの情報は以上です。
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