【Blender】パーティクルの数･寿命･発生源を設定する方法(2/8)【放射パネル】

Blenderの「パーティクル」で

• パーティクルの数
• パーティクルの寿命
• パーティクルの放出開始フレーム・終了フレーム
• パーティクルの放出箇所

などを設定する方法についてのメモ。

放射パネルの設定

上述の設定は、[プロパティ]ウィンドウ → [パーティクル]タブ → [放射]パネル から設定できます。

タイプを「エミッター」にしているものとして設定項目を解説します。

数

「開始」から「終了」までの間に、「何個パーティクルを出力するか」という設定です。

▲数：1000	▲数：5000

※「開始」「終了」は同じ値を使用しています

開始、終了

• 開始：
  • パーティクルの放出を開始するフレーム数
  • 例えば、「1」とすれば、1フレーム目から放出を開始する
• 終了：
  • パーティクルの放出を終了するフレーム数
  • 例えば、「250」とすれば、250フレーム目で放出を終了する

寿命

放出したパーティクルの寿命の設定です。

例えば、「240」と設定すれば、放出されてから240フレーム後に消えるようになります。（動画が30fps設定なら、放出してから8秒後に消えるということ）

▲寿命：50	▲寿命：25

ランダム

寿命のバラつきの設定です。

例えば、寿命を「250」と設定していた場合、

• ランダムを「0.00」と設定すれば、全てのパーティクルの寿命は「250」になる
• ランダムを「1.00」と設定すれば、パーティクルの寿命は「0～250」の間になる

という具合です。

発生源

パーティクルを放出する箇所を指定できます。

頂点

メッシュの頂点からパーティクルを放出する設定です。

▲頂点から放出

• ランダム：
  • チェックを外すと、順番に1箇所ずつから出力されるようになる
    
• モディファイアースタック使用：
  • モディファイアーを使用した後のメッシュから正しくパーティクルを放出できるようになる

面、ボリューム

メッシュの面・ボリューム（メッシュの内部）からパーティクルを放出する設定です。

▲面から放出	▲ボリュームから放出 ※面と違って、メッシュの内部から放出される

• ジッター：
  • 発生箇所数/面：
    • 1つの面当りから放出するパーティクルの発生箇所数を設定
      
      ▲「1」と設定した例
  • ジッタリング：
    • ジッターを調整できる設定（発生箇所をランダムで変更する？シード値みたいなもの？）
      
  • ランダム：
    • チェックを外すと、「A面で放出しきる→B面で放出しきる→･･○面で放出しきる」という感じになる
      
  • 等分布：
    • 面から放出する際、面の面積・辺の長さから均等に放出されるようにする設定
• ランダム：
  • 「ジッター」の設定を全てランダムにした設定
• グリッド：
  • 反転グリッド：
    • 「発生箇所」と「発生箇所でない箇所」を反転する設定
  • 六角グリッド：
    • 六角にグリッドを変更する設定？（どの辺が六角なのか分かりません･･）
      
      ▲左：六角グリッドON　右：六角グリッドOFF
  • 解像度：
    • 面、ボリュームを分割する解像度
      
      ▲解像度：10
      
      ▲解像度：20
  • ランダム：
    • グリッド位置にランダムなオフセットを追加する設定
      

「ヘアー」の場合の設定

タイプを「ヘアー」にした場合は、「詳細設定」にチェックを付けないと全ての項目が表示されないので注意です

• 数：
  • ヘアーの数を設定できる
    
• ヘアー長さ：
  • ヘアーの長さを設定できる
    

その他の設定項目については、エミッターと同じです。

このページの情報は以上です。