【Blender】キーイングセットの使い方

記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)

Blenderの「キーイングセット」機能についてのメモ。

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キーイングセット機能とは?

キーイングセットの設定方法1

キーイングセットは、Iキーを押した時に「キーフレーム」として登録される項目をあらかじめ設定しておける機能です。

使用例

例えば、この部分でデフォルトで用意されている「Location」を選択すれば、3Dビュー上でIキーを押すと、選択しているオブジェクトの位置情報(X,Y,Z)を挿入できるようになります。

Location
▲「Location」と設定しておくことで、3Dビュー上でIキーを押すと位置情報(X,Y,Z)が挿入できる
(もしくは、右にあるscreenshot_413を押すことで、設定したキーフレームを挿入できます)
(もう1つ右にあるボタンを押すと、キーイングセットで挿入したキーフレームを削除できる)

キーイングセットの設定方法

キーイングセットを設定する方法は2つあります。

①デフォルトで用意されているキーイングセットを使用する

先述の使用例で説明したように、デフォルトで用意されているキーイングセットを使用する方法です。

screenshot_4141

例えば

  • Rotaion:回転情報(X,Y,Z)
  • Location:位置情報(X,Y,Z)
  • LocScale:拡大縮小情報(X,Y,Z)
  • ・・etc

などです。

②各項目を右クリック→キーイングセットに追加

Blenderにおける全ての項目上で「右クリック」を押して

  • 「すべてキーイングセットに追加」
  • 「キーイングセットに単一で追加」

からキーイングセットを設定する事ができます。

例えば、「位置情報(X,Y,Z)と回転情報(X,Y,Z)だけをキーイングセットしておきたい!」という場合は、

位置情報(X,Y,Z)と回転情報(X,Y,Z)の2つの項目の上で「右クリック」→「すべてキーイングセットに追加」という風にして設定します。

位置情報(X,Y,Z)と回転情報(X,Y,Z)の2つの項目の上で「右クリック」→「すべてキーイングセットに追加」という風にして設定
▲「すべてキーイングセットに追加」を選ぶとX,Y,Zが全て追加される
「キーイングセットに単一で追加」を選ぶと1つの項目(例えばXだけ)だけ追加される

③[プロパティ]ウィンドウよりキーイングセットの設定

[プロパティ]ウィンドウ → [キーイングセット]パネル より、キーイングセットの設定が行えます。

screenshot_4161

使い方としては

  1. [キーイングセット]パネルにて+ボタンを押して新しいキーイングセットを追加する
  2. 新しく追加したキーイングセットに、設定したい項目を追加する
    • 追加する方法としては、以下の2つの方法がある
      1. 先述した「②各項目を右クリック→キーイングセットに追加」の方法
        [プロパティ]ウィンドウよりキーイングセットの設定
      2. [アクティブなキーイングセット]パネルより追加する方法
        1. +ボタンを押して項目(パス)を追加
        2. 「データパス」を入力
          • ▼各項目の英語名を入力する
            screenshot_4171
        3. 「配列ターゲット」を入力
          • 例えば、X,Y,Z全てを対象にしたいなら「全アイテム」にチェック、Xのみを対象にしたいなら「インデックス:0」にする

という具合です。

新しく追加したキーイングセットは、全てここで管理できます。

「ファイルにエクスポート」から、キーイングセットを外部ファイル(.py)として保存する事も出来ます。

 

このページの情報は以上です。

 

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