【Blender】パーティクルの速度設定(3/8)

記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)

Blenderの「パーティクル」機能の「速度」パネルの設定項目についてのメモ。

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速度パネル

[プロパティ]ウィンドウ → [パーティクル]タブ → [速度]パネル では、パーティクル1つ1つを速度を設定できます。

screenshot_984

エミッター形状:

ノーマル:

法線方向(面の向いてる方向)に対して、パーティクルの放出速度を設定できます。

▲ノーマル:3▲ノーマル:10
▲ノーマル:3.000▲ノーマル:10.000

要は、この値を上げると、パーティクルが高速で出力されるようになります。

タンジェント:

面のタンジェント(タンジェントが分からない場合はこの画像参照)に対して、パーティクルの放出速度を設定できます。

▲タンジェント:0▲タンジェント:10
▲タンジェント:0.00▲タンジェント:10.00

この値を上げると、法線に対して垂直な方向(接線方向)に対しての、パーティクルの放出速度が上がります。

回転:

先述の「タンジェント」の方向を回転できます。

▲回転:0▲回転:1
▲回転:0.000▲回転:1.000

エミッターオブジェクト:

座標系「ノーマル」にした際のそれぞれのマニュピュレーターの方向へ、パーティクルの速度を変化させる事ができる設定についてです。

X:

X軸方向(赤矢印)に、パーティクルの速度を変化させる事ができる設定です。

▲X:20

Y:

Y軸方向(緑矢印)に、パーティクルの速度を変化させる事ができる設定です。

▲Y:20

Z:

Z軸方向(青矢印)に、パーティクルの速度を変化させる事ができる設定です。

▲Z:20

その他:

オブジェクト:

オブジェクトの動き(アニメーション)に合わせて、パーティクルの速度を変化させる事ができる設定です。

平面をアニメーションで「+X軸方向」に移動させた例
▲オブジェクト:0.000▲オブジェクト:1.000
▲オブジェクト:0.000▲オブジェクト:1.000
(平面の移動速度が、パーティクルにも影響する)

ランダム:

パーティクルがランダムに拡散するような動きにできる設定です。

▲ランダム:0.000▲ランダム:4.000
▲ランダム:0.000▲ランダム:4.000

 

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