【Blender】水をグラスに注ぐような流体シュミレーションのやり方(2/4)【障害物】

Blenderにて、水をグラス(カップ、コップ等)に注ぐようなシミュレーションを作る方法についてのメモ。

 ▲ワイングラスっぽいメッシュオブジェクトに水(流体)を注いでいる様子

※この記事は、流体シミュレーションのやり方を一通り理解している人向けの記事です。

「流体シミュレーションのやり方は全然分からない!」という人は、先に以下ページを参照して下さい

【Blender】流体をシュミレーションする方法(1/4)【水を注ぐ】
Blenderにて、「流体」をシミュレーションする方法についてのメモ。 流体をシミュレーションする流れ 以下、全体的な流れです。 ...

水をコップに注ぐようなシミュレーションを作る方法

①水(流体)の流入口を作る

水の流入口として、何らかのメッシュオブジェクトを追加して、「流体」の「流入口」を適用します。

①水(流体)の流入口を作る

※以下記事で説明している通りです。

【Blender】流体をシュミレーションする方法(1/4)【水を注ぐ】
Blenderにて、「流体」をシミュレーションする方法についてのメモ。 流体をシミュレーションする流れ 以下、全体的な流れです。 ...

②グラスっぽいものを作る

水を注ぐ為のグラスっぽいメッシュオブジェクトを作ります。

wine-glass1

※作り方については以下記事参照です。(.Blendファイルを配布しているので、.Blendファイルアペンドして使用すればOKです)

【Blender】ワイングラスっぽいオブジェクトのモデリング方法
Blenderにて、「ワイングラス」っぽいメッシュオブジェクト(こういうの↑)をモデリングする方法についてのメモ。 作る手順 文...

③グラスに”障害物”を適用する

流体シミュレーションで使用する”障害物”を作ります。

この記事で言う所の”障害物”は②で作ったグラスのことです。

  1. グラスを選択する
  2. [プロパティ]ウィンドウ → [物理演算]タブ から「流体」を追加する
    screenshot_1009

    • 「タイプ:」を「障害物」に設定する
    • 「ボリュームの初期化:」を「外殻」に設定する

※パラメータについての簡単な補足:

  •  タイプ:
    • ボリューム:
      • 閉じたメッシュに有効
    •  外殻:
      • 開いたメッシュに有効
    • 両方:
      • ボリュームと 外殻を両方合わせたようなメッシュに有効
  • スリップタイプ:
    • 自由スリップ:
      • メッシュ上を滑る
    • 全く滑らない:
      • メッシュ上を滑らない
    • 部分的なスリップ:
      • 「自由スリップ」と「全く滑らない」の中間くらい
      • 量:
        • この数値にて、滑る度合いを調整する
  • インパクト:
    • 移動しているオブジェクトの衝撃度を設定する
    • 例えば、この数値を上げたオブジェクトを、流体の中に衝突させると、流体が飛び散るような動きになる(「0」に設定するとぶつかった流体が消える)

④ドメインを追加する

流体のシミュレーション空間として、立方体を追加して、「流体」の「ドメイン」を適用します。(別に立方体でなくても、「流入口」と「障害物」を囲えるオブジェクトであれば何でもOKです)

※以下記事で説明している通りです。

【Blender】流体をシュミレーションする方法(1/4)【水を注ぐ】
Blenderにて、「流体」をシミュレーションする方法についてのメモ。 流体をシミュレーションする流れ 以下、全体的な流れです。 ...

⑤ベイクする

あとはベイクするだけです。

ベイクについては以下記事で説明している通りです。

【Blender】流体をシュミレーションする方法(1/4)【水を注ぐ】
Blenderにて、「流体」をシミュレーションする方法についてのメモ。 流体をシミュレーションする流れ 以下、全体的な流れです。 ...

※ちなみに、細分割曲面モディファイアーを適用したオブジェクトを障害物に設定している場合は、「解像度:」が低かったり、障害物に厚みがなかったりすると、オブジェクトから流体がはみ出しているような感じになってしまいます。

(こんな感じでグラスからはみだしてしまう↓)

「解像度:」をかなり上げてやらないと、オブジェクトから流体がはみ出しているような感じになってしまう12

これの対策としては、

  1. 「解像度:」を上げる
  2. ベイク後に、はみ出した流体を[編集モード]等で修正する(スムーズ化細分割曲面モディファイアーの適用等)
  3. ダミーの厚みのあるオブジェクトを用意する

などが有ります。

このページの情報は以上です。

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