【Blender】3Dビュー画面の見方

記事執筆時のBlenderバージョン:2.77a(2016年当時のバージョン)

Blenderにおける、[3Dビュー]ウィンドウの見方などについての簡単なメモ。

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3Dビューとは?

↓画像で言うところの、赤枠の部分のことです。

screenshot_2741
▲初期起動画面なのでお馴染みかと思います

 

このページでは説明の都合上、3Dビューウィンドウを最大化して説明します。

特定のウィンドウだけを最大化したい場合は、Ctrlキーを押せば最大化できます

特定のウィンドウだけを最大化
▲3Dビューだけを最大化(元に戻したい場合も同じキーを押せばOK)

3Dビューの見方

3Dカーソル

3Dビュー上で、左クリックすると「赤白のロックオンカーソル」みたいなの(screenshot_04)が移動すると思います。

3Dカーソル

これが「3Dカーソル」です。

この「3Dカーソル」は、

  • カーソル位置にオブジェクトを移動する
  • カーソル位置に新しいオブジェクトを追加する
  • カーソル位置をオブジェクトの原点(ピボットポイント)とする
  • カーソル位置をオブジェクトを操作する際の”操作の原点”とする
  • ・・etc

のような使い方をします。

なので、このカーソルで直接オブジェクトを操作できるわけではありません。

【Blender】3Dカーソルの移動方法
Blenderにおける「3Dカーソル」の使い方・移動方法などについてのメモ。 3Dカーソルとは? 3Dビュー上で、左クリックすると「赤白のロックオンカーソル」みたいなの()が移動すると思います。 これが「3Dカーソ...

3D空間の軸方向

Blenderは3DCGソフトなので、当然、3D空間での作業となります。

その際、「空間のどの方向がX軸,Y軸,Z軸なのか」を示しているのが、左下のグラフアイコンです。(screenshot_282

視点を回転させたりすれば、このグラフアイコンも同じように回転します。

3D空間の軸方向
▲視点を左に回転すると、グラフアイコンも左に回転する

オブジェクト

被写体_カメラ_ランプ
▲初期起動画面

Blenderにかぎらず、3DCGソフトでは、

  • 被写体(この画像の場合、真ん中にある立方体)
  • カメラ
  • ランプ

3種類のオブジェクトを上手く使って、一つの作品を作り上げていくことになります。

3DCGソフトで作品を作るなら、この3つのオブジェクトは必須となります。

参考【Blender】3DCGソフトの基本的な流れと3つの要素【被写体・ランプ・カメラ】

マニピュレーター

screenshot_9461

選択中のオブジェクトに表示されている、赤・青・緑の矢印の事を「マニピュレーター」と呼びます。

これは、マウスで直感的にオブジェクトを操作するのに使用します。(ドラッグで操作できる)

idou

参考【Blender】マウスでオブジェクトを移動・回転・拡大・縮小する方法(2/2)【マニピュレーター】

視点

screenshot_2862

「どの方向からオブジェクトを見ているか」を示しているのが、左上の「ユーザー・透視投影」と書かれている部分です。

テンキーにて

  • 上面(7キー)
  • フロント(1キー)
  • 右面(3キー)
  • ・・etc

などで操作できます。

0_kamera

自分で視点を少しでも変更すると、表記が「ユーザー・○○投影」に変わります

参考【Blender】テンキーでの視点変更【カメラ,フロント,ライト,トップ等】

[ツール]・[プロパティ]シェルフ

シェルフ1

それぞれの役割はザックリ以下のような感じです。

  • [ツール]シェルフ:
    • 主に、オブジェクトを加工する為のツールが揃っているウィンドウ
      (ただ、殆どのものはショートカットキーで代替できるので、ショートカットを覚えてしまえば、このウィンドウは殆ど使用しない)
  • [プロパティ]シェルフ:
    • オブジェクトのトランスフォーム(位置・拡大率・回転率)などを数値で確認する
    • その他色々な事ができるウィンドウ(3Dビュー上の設定を色々行える)

また、それぞれの[シェルフ]は、ショートカットキーで表示・非表示を切り替える事ができます。

  • [ツール]シェルフ: Tキー
  • [プロパティ]シェルフ:Nキー

モデリングの際に邪魔になるようなら「常時非表示にしておいて、必要な時だけ表示する」という使い方で良いと思います。

ヘッダー

screenshot_2841

3Dビュー下にあるメニューを「ヘッダー」と呼びます。(ウィンドウ下にありますが「フッター」とは呼びません)

このヘッダーにて、

  • オブジェクトの追加
  • オブジェクトの変形・加工
  • 表示モードの変更
  • 操作モードの変更
  • レイヤーの変更
  • オブジェクトを操作する際の細かい調整・設定
  • ・・etc

など、様々な事が行えます。

ただ、このヘッダーの設定についてもショートカットキーで操作できるものばかりなので、ショートカットキーを覚えてしまえばあまり使用する事はなくなります。

また、ヘッダーの一番左にあるアイコン(ウィンドウの変更)からウィンドウの種類を変更する事ができます。

 

このページの情報は以上です。

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